病院概要

  • 診療科のご紹介
  • 各部門紹介
  • 医療相談室のご案内
  • 退院支援
  • 個人情報の取り扱いについて

  • 当院では敷地内全面禁煙としており、併せて院内では撮影・録音禁止及び携帯電話等はマナーモードとさせていただいております。
    なお、撮影・録音を希望される方は、病院スタッフへお申し出ください。
トップページ » 病院概要 » 病院長挨拶

病院長挨拶

 当院のホームページにアクセスしていただき有り難うございます。

 

 新たな年度を迎え気持ちも晴れやかに感じられる季節となりました。令和5年度の始めに当たりご挨拶申し上げます。

 昨年度もまたもやコロナに始まってコロナで終わった1年間であり、なかなか終息する気配が感じられませんでしたが、5月8日に感染症法改正で新型コロナウイルス感染症が2類から5類に変わることでようやく明るい兆しが見えてきたようです。しかしながら、まだ当分の間は気を緩めることは出来ません。基本的なことはしっかりと遵守し、臨機応変な対応を継続していかなければならないと思っております。

 さて、今年度はコロナで今まで自粛していた様々な行事を徐々に戻していくことと、2024 年4月から始まる医師の働き方改革への準備期間でもあり、医師以外の職種においても夕 スクシェア・タスクシフトで無理のある労働時間・仕事量で忙殺されることなく、満足のいく頼りにされる仕事に従事できる環境を整えることが求められています。また病院機能評価の更新の年でもあり、今までの取り組み、組織力が試される良い機会です。もう一つその先の2024年は、診療報酬・介護報酬の同時改訂、第8次医療計画、第4期医療費適正化計画、及び年金の財政検証という社会保障制度の岐路に立つ年でもあります。以前叫ばれていた2025年問題は、今は2040年の高齢化のピーク、多死社会を見越した対応をも考えねばならない状況になっております。これから先も続く高齢者の増加を鑑みれば基幹病院からのポスト・アキュート、サブ・アキュート機能、さらに在宅医療、終末期・看取り、そして介護・福祉との連携による生活支援等を行っている当院の役割がより一層重要になります。このような中、巷では健康寿命、人生100年時代、生き方・逝き方、終活、ACP (人生会議)、という文言が浸透するようになってきました。医療・介護難民にさせぬよう、生活を支える 医療を提供することも当院の役割であると感じております。高齢化による医療ニーズの増大、医療従事者のマンパワー不足、医療の高度化への対応、社会保障費増大の抑制など、様々な中で、医療現場には非常に大きな負担となっていることも否めませんが、当院のミッションをしっかりと遂行していきたいと思います。

 今後とも当地域の医療・介護・福祉の発展に貢献出来るよう連携・協働し合い職員一丸となって地域医療の充実・発展に取り組んで参りますので、皆様方のより一層のご協力とご指導、ご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。 

                       令和5年4月     岩手県立江刺病院長 川村 秀司

上に戻る